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アカハラ耐えたその先は 予想外の展開編

若くして組合役員に選ばれてしまい、自分の時間も大幅に少なくなってしまった僕は「どうして自分ばかり」と思う日々が続きました。

そんな2年目の9月、転機は訪れました。

それは全国の若手の技術者の合同研修でのことでした。

事業部の代表者の発表とお偉いさんのお話を聞くという研修なので、発表の無い僕は特にプレッシャーもなく気楽に参加していました。

しかし、自分の部署の先輩が発表しているとき、ある異変が起きました。

というのも、直属の部長が電話を受けて電話が終わった途端に、副部長を連れて神妙な面持ちで急に部屋から抜けていったのです。

僕はその時、発表を聞いていたため、そこまで気にも留めていませんでした。

けれども、その電話が僕に大きく関係があることがすぐにわかることになります。

発表が全て終わった後、若手全員が別室に呼び出されました。

「発表を聞く態度が悪かったかな?」などと僕が思っていると部長の口からは予想外のことが言い渡されました。

「今うちの会社のある部署は製造の人手が足りていないことはみんなも聞いていると思います。」
(確かに先輩が他の工場の応援に出されていたのは僕も知っていました。)

「そして、ついさっき役員会議で2年目までの若手社員全員をその部署に出すことが決まりました。」

「なので、皆さんには再来週から鹿児島に半年間行ってもらいます。」

もっと丁寧に説明してもらいましたが、ざっくりというとこんな感じです。

「そうなんだ、みんな大変だなあ、、、って俺もじゃん」とか思っていました笑

この時僕は、技術として入ってきたのに、大切な若い時間を自分の分野とは全く関係ない単純作業に注がなければいけないということにとてもガッカリしました。

ただ、急に鹿児島と言われても実感が湧かなかったのも事実です。

他の若手社員もみんな動揺していました。後輩の女の子は泣いてました。

サラリーマンって人生に意味を後付けして生きていくんだなと僕は感じました。

けれども、2、3日もすると長期応援に対するネガティヴな考え方が大きく変わってきました。

「あれ、よくよく考えるとパワハラ上司の元から離れられるし、組合の仕事もやらなくてよくなるし、出張手当も出るし良いことも多くないか?しかも残業も減るじゃん笑」

他の若手は技術の仕事もできないし、残業も増えることでガッカリしていましたが、僕は元の仕事環境がみんなより悪かったおかげで出張が逆に楽しみになっていました笑

そんなこんなで、僕は劣悪な職場環境から半年間抜け出すことができました。

悪い環境を経験しているといろんなことに対応できるようになるんだなと身を以て実感しましたね。

まさに人生万事塞翁が馬とはこのことだなと思いました。

そんなんで次回は鹿児島での生活などを書いていきます。