書評

【書評】「やめた」がなくなる続けるスイッチの作り方(松島直也)

この本は、やろうと思っていても続けられないことに悩んだ時に手に取った本です。

NLP(神経言語プログラミング)トレーナーの著者による、続ける方法に新しい気づきが多くありました。

その中でも、特に印象に残った3つの項目について書いていこうと思います。

1.根拠のない自信を持とう
2.人は動機によって動く
3.行動の最低ラインを設定しておく

根拠のない自信を持とう

自分に自信のない僕にとって、この言葉は今でも意識するようにしてます。

人はセルフイメージと反する行動をとることはほとんどないそうです。
すなわち、自分に対して肯定的はセルフイメージを持つことはとても重要なのです。

なので、自分の欠点ではなく、自分が「できている」ことを自分自身で認めていくと、前向きな気持ちが高まってくるそうです。

また、著者はこのように述べています。

上手くいっている人に共通していることは、セルフイメージが高く、根拠のない自信を持っているということです。p.33

上手くいっていない僕はつい自分のダメなところが目についてしまうので、これからもできていることを見つけていくように努力しようと改めて思わされました。

人は動機によって動く

目的を明確化するときには、動機も明確にしなければなりません。人は動機があるからこそ、行動できるのです。

この一節を読み、僕は動機づけが弱いということを改めて実感しました。

僕は人の長所を見出し、それを開花させることで生活していきたいと考えています。

それは研究室や会社で指導を受けられず、今までも自分の欠点ばかり指摘されてきたからです。

その目的を達成するには、自分でお金を稼ぐスキルを身につける必要があると思っています。

というのも自分の考えを貫くには経済的にも豊かで結果を出していないといけないと考えているからです。

ただ、研究室や社会人になりたての時と比べ、今は非常に平和な生活をすることができています。

なので、このままでいいんじゃないかと思ってしまうことがあります。

けれども、それではいけないと本を読んで感じたので、改めて動機を明確にしていこうと思わせてもらいました。

行動の最低ラインを設定しておく

僕は行動計画を立てるとき、いつも立派な計画を立ててしまう傾向があります。
(毎週3回ジムに行く、英語の勉強を1日2時間など)

行動計画を立てた当初は頑張って行動するのですが、一回できなくなってしまうと一気にやる気を無くして全くやらなくなってしまうことがよくあります。

そんな僕にとって、行動の最低ラインを用意しておくことが重要であるということは目から鱗でした。

今まで僕はずっと、「やる気があれば行動できるだろ」と思っていましたが、イレギュラーなことが起こった時まで想定しきれていませんでした。

なのでこのブログも、完璧主義になりすぎず、まずは少しでも続けることに力を入れていこうと思います。

まとめ

今の状況はどうであれ、今の自分に自信を持つことが大切!
動機を明確にし、強い意志で行動する!
1か0ではなく、その間も用意して継続して行く!