こんばんわ!おっくんです。
僕は大学時代まで僕は全くと言っていいほど本を読むことはありませんでした。
しかし、そんな僕が本を読むようになったのは研究室がきっかけでした。
研究室では教授から罵詈雑言を浴びせられ、自分がなんのために生きているのか分からなくなりました。
人生について自分で考えてもなかなか答えが出ませんでした。
その時、色んな人の生き方を知るために行き着いたのが本でした。
本を読むことで、自分の視野の狭さや未知の考えなどを知ることができ、「研究室での生活が全てではない」と思うことができました。
そして、少しではありますが、自分がどうなりたくてどうしたいのかを考えていけるようになりました。
最近は本を読むことができていなかったので、このブログを機にたくさん本を読んで書評を書いていこうと思います。
そんな僕が今日紹介する本は川北義則さんの「20代でやっておきたいこと」です。
僕がこの本を取ったのは、まさに研究室でボロボロになっていた時でした。
この時の僕は人生とは何か考える一方で、このままでは絶対に後悔の多い人生になってしまう。
ただ、何をすればいいのか分からない。という状態でした。
その時に本屋さんで目に入ったのがこの本でした。
あなたには無限の可能性がある。やりたいことは何でもできる。二十代は少々の失敗やミスは、まだ許される年代である。
自分が生きていてもしょうがない人間だと思っていた僕にとってこの言葉は心に響きました。
この本の内容は20代の人全員に読んで欲しいくらい、ためになることが書いてあります。
中でも僕がこの本で印象に残った項目が3つあります。
それを紹介したいと思います。
1.目標に期限を設けよう
自分は今まで、受験にしろ部活にしろ中途半端な結果しか出せていませんでした。
ただ単に自分の才能がないとしか思っていませんでしたが、僕は正しい目標作りをできていなかったことがわかりました。
川北さんは目標を作るとき、絶対にしなければいけない大切な2つのことがあると言っています。
それは目標を紙に書き出すことと期限を設けることです。
目標を紙に書いたことがなければ、明確な期限を設けてもいませんでした。
それから僕は研究にも自分の期限を設け、日記にそのことを書いてみたりしました。
研究のテーマがうまく行きだしたのも、学会発表という目標を明確にすることができたからでした。
2.二十代の愚行のすすめ
中年を過ぎた人たちに「あなたが後悔することは何ですか」という質問の答えの上位3つは以下の通りだそうです。
1.もっと勉強(仕事)しておけばよかった
2.もっと遊んでおけばよかった
3.もっと恋をしておけばよかった
確かに、自分の周りの大人たちが「もっと〜しておけばよかった」というのはよく聞きます。
川北さんは二十代に何かに打ち込んだ経験は、必ず後になって生きてくるものなのだとおっしゃっています。
実業家のホリエモンこと堀江貴文さんも、睡眠時間以外はすべて仕事に費やすという時期を過ごしていたそうです。
東大出身の天才ですらそんな時期を過ごしているのに、凡人の自分が結果が出てないのは単なる努力不足だと思うことができました。
そうはわかっていても行動するのって難しいんですけどね。
3.数字にだけは強くなっておけ
ビジネスで成功したいなら数字を勉強すべきとスタンダードオイル社を立ち上げた実業家のロックフェラーが言ってます。
僕は研究室でアカハラを受ける中でビジネスで成功したいと思うようになりました。
しかし、ビジネス数字には全くの無頓着でした。というより今もそこまで気にできていません汗
そのため、この数字に強くなるということがとても気になりました。
川北さんは「ビジネス数字を理解しておくことの重要性は、二つの側面から考えられる」と述べています。
その二つというのがその時点の経済の動きを正確に判断するためと数字にだまされないためです。
さすがに、キュウリが1本1万円と言われて高いか安いか分からないと大問題ですよね。
このようにカモにされないためにもビジネスをやっていくならば、ある程度の数字感覚を養わなければいけないと改めて感じました。
まとめ
一回以上読んだ本でも久しぶりに読んでみると全然内容を忘れていること、やろうと思っていたのに全然実践できていないことに気づかされました。
僕はもうすぐ27歳ですが、まだ20代でいれるのでこの本を読んで気づいたことを改めて実践してみようと思います。
題目ごとの内容も2−3ページと読みやすいので、気になる部分だけ読んでみるのもアリだと思います
皆さんもぜひ読んでみてください。