書評

イシューからはじめる

みなさん、こんばんは。
おっくんです。

最近は新製品の生産対応で忙しいですが、ここが勝負所なので頑張ります。

今日は定時で帰ることができたので、前から読みたかった「イシューからはじめる」を読みました。
高い生産性を出すのに必要な考えが書かれている本ということで、エンジニアである自分にとっても価値ある本だと思いました。

この本の内容を一言で言うと「解決する価値のある問題を精査してから問題に取り組む」と私は理解しました。

どんなに問題を解決しても、その問題が本質をついていなければ無駄働きになってしまうことから問題設定の重要性を学びました。

その中で、特に気になったのが、仮説を立てる言葉にするという内容でした。

自分なりにまとめてみようと思います。

1.仮説を立てる

仮説を立てることでスタンスを取ることが大事だそうです。
理由は大きく3つです。

1.イシューに答えを出す
例でいうと「日本の農業は今後どうなるのか」 これは設問
「日本の農業は今後、縮小していくのではないか」 このように仮説を立てることで答えを出せるイシューにできます。

2.必要な情報・分析すべきことがわかる
仮説を立てないと何をどのくらいやれば良いかわかりません。

それに対し仮説を立てると、先の例でいうと日本の農業縮小の根拠データや世界の農業の生産データなど調べるものが明確にできます。

3.分析結果の解釈が明確になる
仮説を立てなければ、調べたことが結局何なのか結論が出せません。

つまり、仮説を立てることで、答えを出すことができるということです。

言葉にする

言語化することで自分の頭の中の考えがしっかりまとまっているかが明確にできます。

僕もよく、思っているけど上手く伝えられないということがあります。

シンプルだけども重要なスキル、それが言語化だと感じました。

この本の中で言語化のコツとして3つほど書かれていました。
1.主語と動詞を入れる、2.答えを出す疑問詞(Whre,What,How)を使用する、3.比較表現を使う

仮説を立ててスタンスをはっきりさせるなんて今まで考えたこともなかったので、まずは身近な問題から取り組んでいこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。