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とある化学系大学院生の就活体験記 〜大学院生時代の僕が大切にしていたこと〜勤務地編

「友達もいるし、娯楽も多いし、家族が心配だから地元から離れたくない!!」

就活の時、神奈川県出身の僕はそのように思っていました。

就活をしている学生さんでも勤務地が重要だと考えている人もいるんではないでしょうか。

今日は、勤務地を重視して就活をする際に、感じたことや苦労したことを書いていこうと思います。

1.研究開発職で都心勤務は難しい
2.職種にこだわらなければ勤務地を選べるが・・・
3.地方勤務になって感じたこと

研究開発職で都心勤務は難しい

僕は都心勤務かつ研究開発職を希望していたのですが、難しいと感じました。

その理由は大きく2つあります。

1.自分が知っている研究開発職は大企業が多い

おそらく多くの学生がそうだと思いますが、就活を始めていろんな会社のことを知る人がほとんどだと思います。

僕は化学系の学科出身にも関わらず、就活が始まる前まで化学メーカー名前や業務内容を全然知りませんでした。

なので、最初はCMや年収ランキングの上位の企業にエントリーしてました。

しかし、僕でも知っているような企業はどの学生も知っているため、非常に競争率が高いです。

説明会なんかも規模が違います。

また、書類が通りにくいのもそうですが、仮に書類が通っても説明会にいるのは早慶、旧帝大の学生ばかりだったのを覚えています。

そういう学生と話をしていると、自分がエントリーしたのに返事がない企業で採用活動が始まっているといった情報を知ることがよくありました笑

学歴の重要性をとても感じました。

2.都心にある中堅の優良企業は採用が終わっていた

都心にある研究開発職がある企業は大手だけではありません!

調べれば、優良企業は見つけることができます。

しかし、僕の就活時は、経団連の方針で採用活動が8月からというルールになってしまいました。

そのため、中堅企業は、経団連のルールに乗っ取らず前年度と同様に4月に採用活動をしているとこがいくつかありました。

残念なことに、4月から業界研究を始めた自分は優良企業の存在を知る頃には、採用が終わっているという企業が多々ありました。

なので、就活では企業研究、情報収集をいかに素早く行うかが重要となります。

職種にこだわらなければ勤務地を選べるが・・・

就活を始めた当初、僕は色々と条件を絞りすぎていたこともあり、20通以上のエントリーシートがお祈りされていました。

そのため、研究開発ではない職種でエントリーしたりもしました。

やはり心なしか研究開発職よりは書類が通りやすかった気がします。

某化学メーカーでは研究職のエントリーだと思って説明会に行ったら、営業職の説明会ということがありました。

仕方なく、その場でエントリーシートを提出したら、志望動機が研究職の内容にも関わらず通ったということがありました。

一番最悪な失敗は、富○フイルムという会社にエントリーした時のことです。

webでエントリーシートを書いて、希望職種を選択するのですが、どうせ研究開発職では受からないと思っていたので、違う分野でエントリーしたのですが、どの職種でエントリーしたか他の会社とゴチャゴチャになってしまい全く面接にならなかったことがありました。

書類が通る確率は上がるかもしれませんが、面接の時に職種について情熱を持って話すことができないと感じました。

そのため、勤務地にこだわるならば、書類が通過するたびにその職種の調査をしなければならないと思います。

地方勤務になって感じたこと

そんな僕は結局、福島県に勤務することになりました笑

現在も福島県で勤務しています。

僕の勤めている会社は、神奈川にも勤務地があったのですが、僕の勤務地は福島になりました。

東京、神奈川にしか職場がない会社に行きたかったのですが、そこは通らなかったので二分の一の確率に賭けて入社したのですが、外してしまいました笑

今になって思うのは、福島になるなら東京、神奈川でなく関東という括りで就活すればよかったです。

ただ、こればかりは結果論なので仕方ありません。

もし就活をしていて勤務地にこだわりがある方は、勤務地をあまり絞りすぎるのはよくないと思います。

まとめ

勤務地で会社を選ぶ時は絞りすぎない!

入社後、希望の勤務地になるとは限りません。また、会社によっては異動もあるので、勤務地で選ぶと精神的なダメージも大きいと思います。