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アカハラ耐えたその先は その4 転職編①

パワハラ上司のもとで、神経がすり減っていた僕は、マルチの勧誘に乗っかってしまうところでしたが、なんとかふみとどりました。

ただ、マルチには入らなかったものの会社での生活が辛いのは変わらずでした。

そのため、当時の僕は毎朝youtubeで人はなんのために生きるのかという動画を見てから出社していました。

今書いているだけでも相当病んでますよね笑

それではいけないと思い、複数の転職サイトに登録しました。
(転職活動の詳細については今度書いていこうと思います。)

中でも僕はメイテックネクストというサイトにとてもお世話になりました。

メイテックネクストは転職エージェントという転職をアシストしてくれる人がついてくれるので転職活動をしやすかったです。

僕の経歴や意見を元に転職エージェントの方が転職先を紹介してもらっていたのですが、何と言ってもなかなか書類が通りません。

やはり、社会人歴が1年にも満たないで学歴もさほどよくない人間をわざわざ取ろうとする企業はそうはありません。

けど、それはそうですよね。

だって、転職者を雇うなら実力のある人がいいですし、ポテンシャルを見込んで採用するなら新卒の方が採用も楽ですからね。

そんなこんなで、僕はエージェントが紹介してくれた気になる会社にエントリーしていました。

すると2月ごろに書類通過の連絡が届きました。

その会社というのがメイテックでした。

知らない人が多いかもしれませんが、メイテックは技術派遣のリーディングカンパニーでメイテックネクストの親会社となります。

僕がメイテックを志望した理由は、教育体制がしっかりしていると感じたからです。

メイテックでは研修が充実しており、社員同士の勉強会などが定期的に開催されているということが魅力的でした。
また、大手のメーカーに行くチャンスが多いため、充実した設備の中で仕事ができ、スキルを磨けそうだとも感じました。

僕の会社自体はそこそこの規模ですが、僕の工場の設備は僕が生まれる前の設備が主力なので充実した設備に憧れもありました。

メイテックではちょうど化学系のエンジニアを募集しているということで、そこからはトントン拍子で面接が進んで行きました。

まず第一面接が電話で行われ、第二面接は本社で行われました。

第一面接では志望理由や自己紹介など一般的な面接が行われ、第二面接では一般常識や化学のテスト、メイテックでやりたいことなどを聞かれました。

面接の手応えはあまり覚えていませんが、なんとか合格することができました。

よし、これで今の会社ともオサラバだ、と思いましたがここで僕は踏みとどまってしまいました。

というのも僕は自分で製品の設計や客先の対応をできる手応えを少しずつ感じていました。
指導が無い分、自由に自分の考えた製品を試作することができてました。

また、一度は復帰した先輩が、上司がイヤで違うグループに行ったことで若いうちに裁量の大きい仕事をやるようになりました。

なので、先輩がいなくなるのはとても大変だけど、ここで頑張ればエンジニアとして成長できるのでないかと思いました。

それに転職した先が、今の職場よりも良いとは限りません。

しかも勤務地や待遇については今の職場の方が少し良かったので、転職する魅力が半減していたのもあります。

そんなこんなで、1年目の終わりに転職先が決まったにも関わらず僕は転職をやめてしまいました。

その数ヶ月後、すぐそのことに後悔するとも知らずに笑

それについては次回書いていこうと思います。