書評

【書評】すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法(菅原洋平)その1

皆さん、こんばんは!おっくんです。

「やらなきゃ!」と思っていてもなぜか行動を起こすことができないことがよくある僕にとってこの本はとても有意義な情報が書いてある本でした!

著者の菅原さんは「すぐやらない」原因は、「性格」や「やる気」でしょうか。それは違います。脳が「すぐやる」モードになっていないだけです。と述べています。

この本の中では様々な具体例とともに、どうすればすぐ行動できるかが書かれています。

数ある具体例の中でも、自分と似た境遇の人の例が3つほどあったので、今日はそのうちの1つを取り上げたいと思います。

「やるべきこと」にすぐ手をつけるコツ

脳に「別のものを見せてしまった」ら手遅れ

僕は会社から帰るときは、「今日は勉強しよう」とか「筋トレしよう」とか思っているのですが、いざ家に着くとスマホをいじってしまい本当にやろうとしていたことをやる時間がなくなってしまっています。

このような原因は、スマホを見てしまった時にはもう手遅れだそうです。

というのも、脳は、目から入った情報に、もっとも大きな影響を受けてしまいます。

そのため、「一度脳に見せてしまったら、もう逆らえない」のです。

そこから、本当にやるべきことをやろうとした場合、「意志の力」が必要になってしまいます。

しかし、だからと言って意志の力に頼りきるのはガマンの連続になります。

しかも、意志の力が負けてしまい、「やってはいけない」と思ったことをやってしまうと、脳はさらに「すぐやらない」状態になってしまいます

これは、やってはいけないことをやってしまうときに抱く罪悪感が原因です。

これは、罪悪感を抱くと、脳内で期待感を作る「ドーパミン」をキャッチする部位が活性化して期待感が高まるからだそうです。

意外なことに罪悪感と期待感が表裏一体ということです。けれどもこれが脳の仕組みだそうです。

つまり、「やってはいけないこと」をやって罪悪感を感じることで、結果的に脳は満足感を得ているのです。

「すぐやる」ためのコツ

脳に負担をかけずすぐやるためには、余計なものを見ない必要があります。

そのコツというのが、「使ったものは、元の場所に戻すこと」です。

例えば、テレビのリモコンの置き場を決めた時、テレビをつけようとリモコンを取りに行く時に「自分は今からテレビを見ようとしている」という自覚が芽生えます。

そうすることで、この行動が望ましくない行動だと踏みとどまることができるようになるそうです。

本の中の具体例では、夜中までテレビを観てしまい仕事中も眠くなってしまう人の問題解決までの詳しい過程が書かれているので、気になる人はぜひ読んで観てください。

なんでだろうと思っていたモヤモヤが晴れるかもしれません!!

まとめ

この本を読んでから僕は早速、散らかっていた机の周りとテレビ台の周りを片付けて、物の置く位置を決めました。

実際に効果が出るのはこれから先ですが、部屋がキレイになるというのはいいものですね。

また、自分が今まで行動できなかったのは脳の仕組みを活かしきれていなかったと思えたのは良かったです。

脳の仕組みを最大限に活かして、ブログや勉強、筋トレを頑張りたいと思います。